「転職活動を始めたけど、書類選考に通らなくて転職できるか不安だな」
「書類選考が通らない原因ってなんだろ」
結論からいっておくと、履歴書や職務経歴書を適切に書ければ、書類選考は通過します!
なぜなら、特に職務経歴書には書き方があるからです。企業とあなたがマッチするか書類だけで判断します。
応募した企業で、自分にできることをアピールできれば、書類は通過しやすくなります。30代からは即戦力の人材が採用されやすいです。
今までの経験や実績があれば面接に進めるでしょう。
しかし、30代の後半にもなると選考通過は壁が高くなるのも事実です。あきらめず挑戦すれば選考突破はできます。
この記事では、30代の方で書類選考が通らない理由や通過するための方法について解説しますので、ぜひ最後まで読み進めてください。
[chat face=”A186073E-1EF2-401E-B024-5798919F12F4.jpeg” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]私は38歳で転職活動し、書類選考通過までに30社応募した経験があります。[/chat]
30代の書類選考通過率は20〜30%
30代の書類選考通過率は一般的に平均20〜30%といわれています。
マイナビの調査では以下のようなデータがあります。
年齢 | 平均応募者数 |
20〜25歳 | 6.3社 |
26〜30歳 | 7.1社 |
31〜35歳 | 8.2社 |
36〜40歳 | 8.7社 |
41〜45歳 | 10.1社 |
参照:https://tenshoku.mynavi.jp/knowhow/naiteisha/
30代では、数十社応募しても通過しない場合は、書類を見直した方がいいでしょう。
見直す点としては「応募先企業の求める人材」「スキルがどれくらいあるのか」の2点です。応募する企業とあなたがマッチするのか再確認し書類を見直しましょう。
もし自分1人で書類を作成してかけない点があれば、転職エージェントに相談すると、書類を添削してくれるので通過しやすくなります。
なお転職エージェントは無料で利用ができるので使わない手はないです。転職実績が豊富なのであなたに最適なサポートをしてくれます。
[chat face=”A186073E-1EF2-401E-B024-5798919F12F4.jpeg” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]20代〜30代前半までが優先されるので、30代後半にでは即戦力ではない限り書類選考から厳しい戦いになります。[/chat]
書類選考が通らない原因5選
書類選考が通らない原因について5つ紹介します。当てはまる項目がないか確認してみてください。
- 経験やスキル不足
- 採用の対象から外れている
- アピールができていない
- 証明写真の写りが悪い
- 大手企業のみに応募している
経験やスキル不足
書類選考が通らない原因の1つ目として、あなたの経験やスキル不足が挙げられます。求人の応募欄を確認し、あなたが対象なのか確認しましょう。
応募したけど業務内容に経験が少なかったり、スキルが不足したりすると書類選考は難しいです。
20代のように挑戦したい気持ちで応募しても、30代では即戦力が重視されることが大半になります。
採用する企業としては、早期に仕事を任せたいので、経験やスキルが低いと面接に呼ばれる機会は少ないでしょう。
[chat face=”A186073E-1EF2-401E-B024-5798919F12F4.jpeg” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]自分が挑戦したいからといって経験の少ない職種などに挑戦する場合だと書類選考に通りにくいです。[/chat]
採用の対象から外れている
2つ目の原因として、採用の対象から外れていることが挙げられます。
求人表には未経験歓迎や、年齢不問が記載されていない場合がありますが、企業側は20代が対象です。
求人における年齢不問については、平成19年10月から採用において年齢を制限してはいけない法律が定められています。
参照:厚生労働省「募集・採用における年齢制限禁止について」
年齢不問では応募する企業を見極めるのは難しいです。転職サイトを利用している方は、転職サイトのターゲットを確認してみてください。
転職サイトでは各年齢ごとに強みを持った場合があります。
20代の転職に強い転職サイト
20代に強い転職サイトもあるので利用している場合は確認しましょう。
以下が30代に強い転職サイトなので参考にしてみてください。
アピールができていない
3つ目の原因として、履歴書や職務経歴書で最大限アピールできていない点が挙げられます。
アピールできていない書類の特徴は以下になります。
- 空欄があり詳しく書けていない
- 文字数が多すぎてわかりにくい
- 誤字脱字があったり、一文が長すぎたりと書類が読みにくい
- 求める人材と書類の内容がマッチしない
以上の4つの項目に当てはまらないか確認しましょう。
履歴書や職務経歴書を書くのに慣れていないと、 作成に苦戦しつい手を抜きたくなります。
わからないからといって適当に書かず、これまでの経験や実績について振り返ることで魅力ある書類になります。
しっかり時間を使って、これまでの経験や実績をどのように実施してきたのか、振り返るようにしましょう。
魅力的な書類にするには、あなたのことに詳しい人に聞いたり、プロの方に添削してもらったりするのがおすすめです。
証明写真の写りが悪い
4つ目の原因として、履歴書の証明写真の質が挙げられます。
なぜなら、証明写真の質は書類選考に影響を与えるからです。
採用担当者が最初に目を向けるのは、書類の内容ではなく写真になります。コンビニで撮った証明写真と、プロの写真スタジオで撮った写真は、鮮明さが全く違います。
見た目が悪ければ、企業側はあなたに会いたくなくなります。いくら文章が完璧でも、顔写真に髭が生えていたり、ネクタイがしっかり結ばれていなかったりすると、仕事を任せられない印象を与えます。
費用が掛かりますが、証明写真は自己投資と思って、プロの写真屋で撮影してもらいましょう。
企業側は多くの応募書類を精査する必要があり、出来るだけ直接会いたいと思う応募者を絞り込みます。第一印象をよくするだけでも結果は左右されるでしょう。
大手企業のみに応募している
5つ目の選考通過しない原因として、大手企業だけに絞って応募している点を挙げます。
大手企業は人気が高く応募倍率も高いため、即戦力とみなされなければ書類選考で通過するのは困難です。
ただ企業の名前だけで選ぶのではなく、なぜ転職したいのかを明確にし、それを文字に起こしてみましょう。
言語化すれば現職での悩みが明らかになり、自分が真に望む企業像が見えてきます。自分のキャリアパスに最も合った企業を選ぶことが重要です。
転職の際に書類選考を通りやすい書き方
転職において書類作成は需要です。しかし転職が初めての方だとペンが進まないでしょう。
ここからは書類選考を通過しやすくなるポイントについて、履歴書と職務経歴書の書き方に分けてそれぞれ解説します。
- 履歴書の書き方のポイント
- 職務経歴書の書き方のポイント
履歴書の書き方のポイント
履歴書のポイントとしては、記入する前に転職者用の履歴書が確認しましょう。その上で経歴や志望動機、アピールポイントについて記載します。
転職者の履歴書や職務経歴書は以下のような用紙です。
マイナビ転職2024 オフィシャルBOOK採用獲得のメソッド 転職者のための職務経歴書・履歴書・添え状の書き方 (マイナビ転職オフィシャルBOOK)
転職者用では、経歴や職歴の欄が多く用意されているのが特徴です。
経歴や職歴を企業側にわかるよう詳しく記載するようにしましょう。内容が薄いと相違が生じるためです。経歴や職歴を詐欺されたと判断される場合もあり、内定取り消しになる可能性もあります。
漏れのないよう経歴についても記載しましょう。
志望動機については、簡潔に記載します。面接に際にも問われるので、入社したい強い気持ちを直接伝えるようにしましょう。
資格に関しては入社応募企業にあった資格を記入します。応募先企業で使えない資格を記入しても魅力な人材と思ってもらえません。
[chat face=”A186073E-1EF2-401E-B024-5798919F12F4.jpeg” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]応募企業にあった資格を記載しましょう。[/chat]
職務経歴書の書き方のポイント
30代の方の履歴書の書き方ポイントは、即戦力としてどの程度貢献できるのかが重要です。
なぜなら、企業側は求める人材の条件を満たしているのか確認するからです。これまでの経験や知識に加え、責任感やリーダーシップが問われてきます。
また30代後半では、マネジメントや業務での改善や提案力が問われる年代です。企業側に伝わりやすい文章で書いていきましょう。
思いを伝えやすい書き方は4つ
- 結論から書く
- 理由について書く
- 根拠について書く
- 以上を踏まえもう一度入社して貢献できることを書く
また職務経歴書で見られる項目
- 業務経験
- 実績
- 自身の強み
企業が求める人材に適しているよう作成すると、選考通過しやすくなります。
企業側に最大限伝えられるように記載するのが重要です。
書類選考を通過させる方法
次に書類の内容について、自分では気づけなかった点を2つの方法から学べます。さらにレベルの高い文章が作成できるので、より選考が通りやすい書類ができます。
- 書籍
- プロの方に無料で添削してもらう
書籍
書籍から学ぶなら「厳しい書類選考を確実に突破するための本」がおすすめです。書類の正しい作成方法がわかります。
時間と労力をかけることで書類の質はレベルアップしますので、ぜひ一度手にとって参考にしてみてください。
プロの方に無料で添削してもらう
転職エージェントを利用すると、転職について豊富な経験や知識をもったアドバイザーの方がサポートしてくれます。
アドバイザーの方は、どんな文章を記載すれば選考通過するのか把握しています。作成後に添削もしてくれるのでより通過しやすい書類ができます。
プロの方に添削してもらえれば、あなたの弱点もわかり改善できます。
アドバイザーは転職全般をサポートしてくれるので使わないてはないです。無料で利用できるので試しに一度使ってみてはどうでしょうか。
おすすめは以下の3社です。
書類選考時のQ&A
ここからは書類選考の際によくある質問について回答していきます。
- 書類選考が通過するとほぼ内定になるの?
- 30代後半では書類選考は通りにくい?
- 10社以上応募しても通過できない時はダメってこと?
- 資格があると有利になるってほんと?
書類選考が通過するとほぼ内定になるの?
基本的に書類だけで内定が決まることはありません。書類が通過すれば面接があります。
大半は2次面接までの企業が多いですが、企業によっては4次以上面接することもあります。内定されるには、競争を勝ち抜いてく必要があります。
30代後半では書類選考は通りにくい?
会社の求めている人材によります。実績やスキルが合致していれば30代後半でも選考通過は可能です。さらにマネージメント経験があるとより通過しやすいでしょう。
10社以上応募しても通過できない時はダメってこと?
年齢が上がるにつれ通過率は悪くなります。20代では数社応募すると通過できましたが、30代は根気よく応募を続けることで通過できるでしょう。
[chat face=”A186073E-1EF2-401E-B024-5798919F12F4.jpeg” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]私も70社ほど応募しましたがそのうち選考通過したのは10社にも満たしませんでした[/chat]
資格があると有利になるってほんと?
資格があればない人に比べれば優位にはなりますがあまり重要ではありません。それよりも経験やスキルの方が重要視されます。資格を取得するのに時間を使うのは無駄です。
入社してから必要な資格を取得するか検討しましょう。
[chat face=”A186073E-1EF2-401E-B024-5798919F12F4.jpeg” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]資格があっても持っているだけなら有利とはいえないでしょう。[/chat]
まとめ:プロの方に添削してもらい書類選考を通過させよう!
書類選考を通過するには書籍で学ぶか、プロの転職エージェンにサポートしてもらうことで書類選考は通過しやすくなります。
自分1人で作成するには大変な作業になり時間も掛かります。これらに時間を取られすぎると、転職すること自体諦めそうになります。
おすすめは転職エージェントを利用し、プロの方にサポートしてもられば、手間のかかる書類もスムーズにできます。
応募先企業のリサーチにも時間を使え、転職活動に集中できるので転職が成功しやすくなります。
書類選考が通らなくて悩んでいる方は、ぜひ一度転職エージェントに相談してみてください。
コメント